人としての根っこが育つ大切な幼児期。 | |
園長 望月雅世 |
大里東幼稚園では、子どもたちが自分のしたい遊びでじっくり遊ぶことを大切にしつつ、クラスみんなで同じ課題に取り組む活動も大切にしています。なにかに没頭して遊ぶ経験をした子どもは、集中して取り組める子になります。十分に自分を出し切って遊んだ子は、集団に適応し安定して過ごしていけるようになります。知恵を出し合いながら友達と過ごす中で、感じる心や自分の思いの表現の仕方なども身に付けていきます。
学び多い体験を一人一人の育ちにどうつなげていくのかが私たちの大きな使命であると思っております。
幼稚園では、同年齢の子どもたちと知恵を出し合って遊んだりぶつかっても折り合いをつけたりする大切な経験ができます。季節の自然とかかわったり、手を動かして何かを作ったりする体験も待っています。
本物に触れることがたくさんできるのです。
畑で野菜を育て、採れたての野菜をみんなで食べたり、料理をしたりする機会もあります。大きな製作物を作ったり、大きな紙に全身を使って絵を描いたりする機会もあります。どろんこ遊びやもちつき、大人数でのごっこ遊びなど、幼稚園の遊びや行事は、家ではなかなか経験できないことばかりです。
この時期の子どもたちが求めているダイナミックな遊びを提供できるのも幼稚園だと思います。